
ボーイング737 MAX型機の最新情報
エア・カナダではお客様の安全を第一に考えております。カナダ運輸省の承認後、およそ2年間の規制プロセスを経て、世界各地の規制機関によりボーイング737 MAX型機の運航停止が解除されました。エア・カナダでは、2021年2月1日より同機の運航を再開する予定です。
ボーイング737 MAX型機の運航は、2021年2月1日よりトロント - モントリオール、ハリファックス、オタワ、エドモントン間の一部のフライトで再開されます。
フライト運航部門副社長、マレー・ストームからのメッセージ
変更・キャンセル規定の改訂
ボーイング737 MAX型機の運航再開に伴い、旅程の変更を希望されるお客様に配慮し、柔軟な予約の変更・キャンセル規定を設けました。
再予約オプション
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フライトの変更(追加料金なし)
- 搭乗予定日の前後7日間であれば、エア・カナダの別の便*に変更いただけます。
- また、200マイル以内であれば、別の出発地/目的地に変更することも可能です。
*同じ客室。
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旅程の変更(変更手数料なし)
- 上記の条件範囲外で別の旅程に変更されたい場合は、変更手数料なしで旅程全体を変更できます(運賃の差額が生じた場合は、別途ご負担いただきます)。
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フライトのキャンセル
- フライトは違約金なしでキャンセルしていただけ、航空券はエア・カナダ旅行クーポン(有効期限なし)、またはアエロプランポイント(65%の追加ボーナスポイント付き)に交換することができます。
対象となるご予約
- エア・カナダで直接予約された航空券
- 2021年1月14日以前に発券され、出発日が2021年3月31日までの航空券
- ご予約は、出発の2時間前まで変更・取り消しができます。
対象外のご予約
- 他の航空会社で予約された航空券
- エア・カナダ バケーションのご予約(エア・カナダ バケーションの変更・キャンセル規定については、こちらをご覧ください)
使用機材の確認方法
ご予約前
aircanada.comまたはエア・カナダ アプリでフライトを予約される際に、ご搭乗予定のフライトの「詳細」リンクをクリックすると、使用機材をご確認いただけます。
ご予約済みの場合
aircanada.comの「予約の管理」タブから予約内容を表示するか、エア・カナダ アプリの「旅程」ボタンをタップして、フライト情報セクションにある「詳細」リンクをクリックすると、使用機材をご確認いただけます。
エア・カナダは、ボーイング737 MAX型機の安全性を確信していますか。
- はい。カナダ運輸省や米国連邦航空局など、世界各国の政府機関によるおよそ2年間におよぶ規制プロセスにより、ボーイング737 MAX型機の安全性は最大限に確保されていると確信しております。
- エア・カナダでは、「安全性」こそがすべての基盤であると考えており、継続的な安全確保と強化を実現すべく、何層にもわたる取り組みを実践しています。その一環として、社内の専任者と社外の独立した専門家が協働し、ボーイング737 MAX型機および運航手順についてさらなる安全評価を行っています。
エア・カナダでは、ボーイング737 MAX型機の運航再開に向け、どのような準備をしていますか。
- 高度な訓練を受けたパイロットで構成された専門チームが、ボーイング737 MAX型機を保管先からカナダ国内の施設に輸送し、カナダ運輸省が定めるすべての要件に従い、弊社の航空整備士が機材の検査およびソフトウェアの修正を行います。
- 整備チームによる作業完了後、運航開始に先立ち、専門のパイロットチームが全機材の確認飛行を行い、地上・空中における広範な点検を実施します。
ボーイング737 MAX型機のパイロットは、どのようなトレーニングを受けていますか。
- 2018年以降、エア・カナダのボーイング737 MAX型機のパイロットは、長時間にわたる通常のシミュレーターおよび地上トレーニングを受けるとともに、カナダ運輸省が承認した無償による実飛行を通じて、認定資格を取得しています。同時にエア・カナダのパイロットトレーニングチームは、カナダ運輸省が改定した要件を満たす、あるいはそれを上回るトレーニングモジュールの開発に人員と時間を費やしてきました。
- エア・カナダのボーイング737 MAX型機の運航にあたるパイロットは、筆記試験やシミュレーターセッション、適性検査などを含む徹底的なトレーニングプログラムを通過した精鋭です。
エア・カナダはボーイング737 MAX航空機を何機保有していますか。
- エア・カナダでは、現在24機のボーイング737 MAX型機を保有しています。
ボーイング737 MAX型機はどの路線に使用される予定ですか。
- エア・カナダのボーイング737 MAX型機は、2021年2月1日より、トロント - モントリオール、ハリファックス、オタワ、エドモントン間を運航する予定です。
- 今後、その航続距離や座席数から、最適だと思われる路線を判断しながら、段階的に北米路線での運航にも使用していく予定です。
ボーイング737 MAX型機にはどのような特長がありますか。
- ボーイング737 MAX型機は、従来の航空機に比べて燃料消費量とCO2排気量を最大20%低減し、同サイズの競合機材に比べて燃料消費量を最大10%削減します。
- 騒音レベルも、このクラスの航空機では最も低く、客室内のお客様にも実感いただけるほど静かで快適です。
- 座席は、ビジネスクラス16席(2x2)、エコノミークラス153席(3x3)の計169席仕様です。すべての座席には、無料でご利用いただける機内エンターテイメントシステムをご用意しております。