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ボーイング737 MAX型機の最新情報

エア・カナダではお客様の安全を第一に考えております。カナダ運輸省の承認後、およそ2年間の規制プロセスを経て、世界各地の規制機関によりボーイング737 MAX型機の運航停止が解除されました。エア・カナダでは、2021年2月1日より同機の運航を再開する予定です。

フライト運航部門副社長、マレー・ストームからのメッセージ

よくある質問

エア・カナダは、ボーイング737 MAX型機の安全性を確信していますか。

  • はい。カナダ運輸省や米国連邦航空局など、世界各国の政府機関によるおよそ2年間におよぶ規制プロセスにより、ボーイング737 MAX型機の安全性は最大限に確保されていると確信しております。
  • エア・カナダでは、「安全性」こそがすべての基盤であると考えており、継続的な安全確保と強化を実現すべく、何層にもわたる取り組みを実践しています。その一環として、社内の専任者と社外の独立した専門家が協働し、ボーイング737 MAX型機および運航手順についてさらなる安全評価を行っています。

エア・カナダでは、ボーイング737 MAX型機の運航再開に向け、どのような準備を行いましたか。

  • 高度な訓練を受けたパイロットで構成された専門チームが、ボーイング737 MAX型機を保管先からカナダ国内の施設に輸送し、カナダ運輸省が定めるすべての要件に従い、弊社の航空整備士が機材の検査およびソフトウェアの修正を行いました。
  • 整備チームによる作業完了後、運航開始に先立ち、専門のパイロットチームが全機材の確認飛行を行い、地上・空中における広範な点検を実施しています。

ボーイング737 MAX型機のパイロットは、どのようなトレーニングを受けていますか。

  • 2018年以降、エア・カナダのボーイング737 MAX型機のパイロットは、長時間にわたる通常のシミュレーターおよび地上トレーニングを受けるとともに、カナダ運輸省が承認した無償による実飛行を通じて、認定資格を取得しています。同時にエア・カナダのパイロットトレーニングチームは、カナダ運輸省が改定した要件を満たす、あるいはそれを上回るトレーニングモジュールの開発に人員と時間を費やしてきました。
  • エア・カナダのボーイング737 MAX型機の運航にあたるパイロットは、筆記試験やシミュレーターセッション、適性検査などを含む徹底的なトレーニングプログラムを通過した精鋭です。

エア・カナダはボーイング737 MAX航空機を何機保有していますか。

  • 2021年9月時点で、エア・カナダは、25機のボーイング737 MAX型機を保有しており、さらに15機を発注しています。

ボーイング737 MAX型機はどの路線に使用される予定ですか。

  • エア・カナダのボーイング737 MAX型機は、2021年2月1日より、トロント - モントリオール、ハリファックス、ウィニペグ、オタワ、エドモントン間から運航を再開しています。
  • 航続距離や座席数から、最適だと思われる路線を判断しながら、段階的に北米路線での運航にも使用しています。

ボーイング737 MAX型機にはどのような特長がありますか。

  • ボーイング737 MAX型機は、従来の航空機に比べて燃料消費量とCO2排気量を最大20%低減し、同サイズの競合機材に比べて燃料消費量を最大10%削減します。
  • 騒音レベルも、このクラスの航空機では最も低く、客室内のお客様にも実感いただけるほど静かで快適です。
  • 座席は、ビジネスクラス16席(2x2)、エコノミークラス153席(3x3)の計169席仕様です。すべての座席には、無料でご利用いただける機内エンターテイメントシステムをご用意しております。